• 2016/12/23
  • ダンスで免疫力アップ

ダンスで風邪をひきにくくなる

ダンスをすると、免疫力があがるというのはご存知ですか?

実は、「ダンスをすると病気になりにくい」というのは科学的に実証されているのです!

風邪がはやるこの時期にこそ、ダンスをして免疫力を高めましょう♪

ダンスが免疫力アップに効果的なワケ

ダンスミュージックというのが非常に効果的だと実証されています。

 

ドイツのRonny Enk博士は数年前、「Music and the immune system」(音楽と免疫システム)という論文の中で、「癒し音楽」だけでなく、テンポのいい「ダンスミュージック」でも体内の抗体のレベルが上がることを実証しました。

実験では、50分間、ハッピーで楽しい「ダンスミュージック」を約300人のボランティア参加者に聴かせ、コルチゾールのレベル(ストレス・ホルモン)分泌量をデータ測定しました。その結果、「ダンスミュージック」を聴いた人のコルチゾールのレベル(ストレス・ホルモン)分泌量は抑制され、抗体免疫グロブリンAが高まったという結果が出たのです。

Ronny Enk博士は、音楽を聴いて気分が良くなると、生理学的な変化が起こり、ストレスの軽減や免疫力アップにつながると論述しています。もちろん、聴く側の音楽に対する評価も大切であるともいっています。

(出典「クラブ系ノリノリ効果で免疫力UP、ダイエットも大ブーム」https://joshi-spa.jp/64504)

 

もちろん、

ダンスミュージックやクラブミュージックを普段聴かない人は、

自分の好きな曲の中でアップテンポな曲を聞くのも効果大です。

 

有酸素運動

様々な運動の中でも、有酸素運動は免疫力向上に絶大な効果を発揮します。

呼吸しながら運動を行う有酸素運動は、新鮮な空気を身体の隅々まで行き渡らせ、免疫細胞を活性化させます。

 

そして、適度な有酸素運動はナチュラルキラー細胞を活性化させることも分かっています。

ナチュラルキラー細胞とはどんなものでしょうか?

 

ナチュラルキラー細胞は、NK/T細胞系列の進化において最初に生まれたリンパ球で、形態学的特徴により、大型顆粒リンパ球とも呼ばれます。
ナチュラルキラー細胞は、すでに健康成人の末梢血中にある一定数存在し、T細胞やB細胞が抗原で刺激されてはじめて働くのとは異なり、常に体内を独自でパトロールしながら、がん細胞や、ウイルス感染細胞などを殺す頼もしい「殺し屋」です。

つまり、ナチュラルキラー細胞は、体内を常に独自でパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを発見すると、たとえ攻撃指令がなくても独自に戦闘態勢に入り、強大なパワーで敵(抗原・異常細胞)を殺してしまうという性質を持っています。特に、がん細胞撲滅・抗腫瘍効果には抜群の威力を発揮します。

(出典 「ナチュラルキラー細胞とは?」 http://www.kenbijin.com/zyouhou/natural-killer.html)

 

 

つまり、ウィルスや、なんとがん細胞まで死滅させるような、現代人の強力な味方なのです!

その他にも、思いっきり笑ったり、楽しいことをするとナチュラルキラー細胞は活性化するようです。

 

ダンスミュージックを聞いて、有酸素運動であるダンスをしたら、

今年の冬は病気しらずで元気に過ごせるかもしれませんね!